なかなか実験音楽は再生数が伸びませんので、REMIXしました。
少し聴きやすくなったと思います。
いつも読んで頂きましてありがとうございます。
今回の新曲はわたしも初の試みですが、楽器を使わず、MacBook Airのみで制作しました。
アウトボードなしでのレコーディングは12月からコツコツ初めてやっと完成となりました。
音楽の発想を建築のイメージで考え、音を建設していく感じで制作。
建築物と考えていくと、音色はプリセットは一切使わず、すべてつくり、ドラムもプロフェットVで制作し、組み込んでいく形態をとり、あえて弾かないと言う実験でどこまで音楽的にきこえるか?をテーマにおきました。
執筆するようにイメージとしては1行ずつ制作し、構築する形。
机に座り、MacBook 💻のみで制作していると、脳内のイメージを具現化している感覚がありました。
建築として音楽を考えていると、どんな建造物にしようかとなります。
バーチャルなので高層ビル🏙をイメージしました。
また、モチベーションになったのは村上龍氏のコインロッカーベイビーズでこの小説はシンセサイザーだとコメントしており、小説も別の視点から見ていたことも今回の制作にかなり影響を受けました。
様々なミックスをやってみたのですが、加工前の音が一番完成のイメージに近かったため、
コンプレッサー処理だけ行いましたが、あまり音圧は上げていません。
サンプリングすればDJの方にも使えるとおもいます。音色は面白い素材を沢山つくりました。
タイトルはskyscraper AXです。
いつも読んで頂きましてありがとうございます。
今回はアンビエント第3弾となる新曲についてとなります。
今回もピアノアンビエントです。
最初の始まりはシンセで作っていたのですが、ピアノで弾きなおした際に展開のアイデアも浮かびましたのでピアノ路線に変更しました。
曲タイトルはAbend で夕方の時間用のアンビエントです。
午後の曲は多くありますが、夕方のアンビエントはあまりないので、表現したい感がありました。
夕方に対しての環境音楽ということで夕日とか、日の入り等ではなく、夕方という時間軸の環境を表現しました。
スタンスとしては、曲を聞かなくてもよく、大切なのは、その場の環境に同化するかです。
アンビエントブランド Medicine Instruments より
Abend よろしくお願いします。
いつも読んでいただきましてありがとうございます。
今回は新しく立ち上げた、アンビエントブランドMedicine Instruments #2配信についてブログを書きます。
前回の曲はテーマは睡眠で、まさに睡眠の為の音楽。
今回も同じような側面がありますが、このブランドは音楽を聴くというテーマから離れたものを製作しています。
いうなれば、聞かなくてもいい、その空間に存在する、ないようである音楽がテーマです。
インスタレーションな感覚の音楽を目指しているイメージです。
よくお香を焚く方がいると思いますが、そういうものと同化するような音作りに興味がある。
#2の楽曲作りはこうして始まったのですが、曲は進んでいくのですが、タイトルが決まらない。
なぜ、こういった音楽を制作するのかというと、自分の精神を落ち着かす為かもしれない。
今回の曲のテーマ的には無垢を取り上げている。
全くコマーシャル的でない、内障的な音楽。
キーボードを弾くものとしては、無垢となるとやはり原点に帰るべきだと考えた。
となるとピアノで表現しないといけないと思った。
出来るだけ自然なピアノの音色を選び、レコーディングした。
また、ピアノはデーター化しているので、修正は可能なのだが、テーマ的に修正はしない方がいいと思い、エディットはやめました。
私は文章を書くとアイデアが湧く方で、タイトルを決めた。
第二弾の曲名はrenhet。
リアンヒアと読みます。純度という意味のスエーデン語で、結構おしゃれなイメージもありますので決定しました。
宜しければリラックスしたい時、聴いてください。
現在、少しずつレコーディングを再開している。
現時点で私の興味はアンビエントミュージックに移行している。
製作は意外にも順調で、レコーディングソフトであるLogic Pro Xにはモチーフを次々インプットしていっている。
これは、現在の心身もそうだが、チルアウトを求めているのかもしれない。
しっかり仕切り直して製作する上で、アンビエントのブランドを作ろうと考えた。
ブランド名は
M I
medicine instruments(メディスン インストルメンツ)
by e suite Label
位置付けとしてはブランド的な感覚です。
主にチルアウトを目的とした楽曲製作を中心とします。
それに伴い、このブランド用のe suite Label のデザインを作成しました。
本日(1月27日)はmedicine instruments #1 の編集をやっていたのだが、今感じているとはインプットとアウトプットのバランスだ。
当然ながらアンビエントとは独自のものとは違う。もともとブライアンイーノが提唱したアンビエントシリーズ等、その前には家具の音楽等のスティーブライヒ、エリックサティと歴史的にも非常に長い。
一見インプットしていない感じがするアンビエントだが、曲として派手に流通されるわけではないのに、知られている曲が存在する。
アウトプットが少ないように見えるが、ある一定のクリエイターや必要としている市場もゼロではない。
つまり世界中にある一定数の共感する精神があるということ。
1月29日はもう一曲の M I medicine instruments #2 をレコーディングした。
MacBook Air とYAMAHA S80を繋ぎレコーディングした。ピアノ音源はソフトシンセのpiano V2を使用した。いつも思うが、レコーディングも最小のミニマムで行えば、必要な機材はキーボードは必要だが、あとはPCだけで極論できる。
いわば作家のような執筆のような作り方もできる。
キーボードなしでPCだけで作ることも可能で、#3の楽曲はそういったアプローチをしている。
まさに作家がPCで執筆しているのに対して、音楽も可能となってきた。しかしこれは、脳にある音楽情報を具現化する必要性があるため、私の場合にはテクノロジー的な音楽となってしまう。楽器を使わず、MacBook AirとLOGIC PRO Xだけの音楽は初めてだが、楽器では思いつかない構成や音響ができる。面白いのだが、手間と根気が必要でなかなか進まない。
また、エレクトリックピアノ系の音色ではリアルタイムで弾くようにしている。これはある意味執筆で例えると、手書き原稿のような感覚だ。
ワンフレイズを弾いてそれを繰り返すいわゆるループはなるべく避けている。
意外とそういう作品は長く聴くことができない。
理由としては、しっかりストーリ立てて構築することがテーマになっているからだ。
今回は#1にあたるmusic for asleep を配信します。
#2 持続音、整理
いつも読んでいただきましてありがとうございます。
Bー2UNITを考える2お楽しみください。
5 Iconic Stroage
YMO テクノドンの収録曲ですと言われても通用するぐらい曲のクオリティは先に進んでいます。
ピアノで作曲をしたのかは不明ですが、ピアノバージョンは素晴らしそうです。それだけしっかり構成アレンジができています。
シーケンスもループではありませんので、しっかり音階アレンジで変化をつけています。
タイトルはどう訳すのでしょうか?曲のイメージからすると心象的な映像の貯蔵という感じでしょうか?
心理学的な感じはフランジャーのかかった、重低音のシンセが物語っています。
6 Riot in Lagos
この曲は初めて聞いた時から好きです。
人がいいと感じるリズムのグルーヴ。
意外にも、それがプリミティブなパターンをテクノでやるという、このギャップが魅力的なのではないでしょうか?
民族的な感じもしますし、ワールドミュージックでもない不思議な曲。
国境を遥か越えた楽曲だと思います。
海外でもファンが多く、ヒップホップのアーティストまで影響を及ぼすなど、世界の五感に浸透した代表曲の一つと思います。
7 Not the 6 o'clock news
過去はあまり聴いていませんでしたが、今となっては聴けます。asyncを聴いたあとだからでしょうか?
コラージュというかミュージックコンクレートの括りになるかは聞き方次第です。
サンプラーもない、DAWはない、そんな環境の中、こういった曲を作ることは、改めて音楽は機材ではないことがよくわかります。
音楽的視点と、アイデアが大切なことがわかる曲だと思います。
これを聞くと曲が作りたくなり、思わず、プロフェットV3で音色をつくってしまいました。
8 The end of europe
テクノの音色を使いながら、実際はクラシカルな音楽にもなり得る曲です。
タイトルからも終息感があります。
個人的な見解ですがこの雰囲気でE-3Aかと思ってました。
フランジャーのかかった主メロをしっかり追っていくと、ノイズ的に聞こえる楽曲がガラリと違うイメージを映し出します。これはしっかりアレンジメントされた楽曲であることが条件です。
ノイズ的なギターはかなりカッコいいです。
教授はギターはノイジーな世界が好みだと思います。のちにアートリンゼイを起用されていることでも分かります。
以上でB-2UNITの特集は終わりです。これからも名盤であり続けると思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
いつも読んでいただきましてありがとうございます。
前回asyncを聴いたあと、Bー2UNITが聞きたくなり、最初から最後まで一気に聴きました。
正直言って、async というある意味難解なアルバムを楽しんだあとなのか、あの難解にみえたBー2UNIT が非常に聞きやすく、今となってやはり名作だと思いました。
今回はBー2UNITをレポートします。
1 Differensia
初めて聞いた時は何のことかわかりませんでした。ドラムソロだと思っていましたが。。。
よく聴くとシンセが絡んでいる。
このDifferensiaという差異というタイトル。
教授は当時から相反するサウンドを作っていたのだと思います。
サウンドの質感は今でも出せないぐらいインダストリアルなサウンド。
当時はDAWも全くない状況でこのサウンドデザインは画期的と思います。編集で貼り付けなどできない時代ですから。
asyncでいうところのZUREに通じる面があります。
2 Thatness and Thereness
シンプルなシンセから始まりますがオケだけでも素晴らしく美しい曲です。
さすがにこのコード感は教授しか出せません。ピアノの場面でよくわかります。アカデミックでクラシカルな雰囲気を作り出すアレンジは素晴らしいです。
パースペクティブといいこの曲といい、教授のある意味、内障的というか、ささやくようなメロラインに、アカデミックな教授サウンドが絡み、テクノでもなくPOPでもない教授の世界は
やはり鬼才というべきでしょう。
ライブのピアノの弾き語りバージョンはヤバいです。
3 Participation Mystique
この時はまだBGMは作られていない。
教授が先にYMO の方向を示したのではないか?と感じる曲です。
音圧のあるシンセが最高です。あとパルス波の音色がありますが、今でもこの音色は唯一無二です。
メロライン重視の聴き方ではなく、音響や音色と風景にこだわって聴くと凄さが見えてきます。
4 E-3A
偵察機の型番がタイトルのこの曲。トップガンの芸大版とでもいうべきでしょうか?
ダブを使いながら、アレンジもすごく良いです。
SEやノイズもしっかり計算されていると思います。
この曲を出したときはこういう音楽も市場もないわけですから、どれだけ時代の先を言っていたかということになりますが、やはりそこには、しっかりとした教養があるからこなせると考えています。
今回はここまでです。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。