e suite Labelのブログ

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TM NETWORK シリーズ14 レジスタンスの魅力は? ヒューマンシステム特集❽

いつも読んでいただいてありがとうございます。e suite Labelのたまです。

 

今回は私自身このコーナーに早く行きたかった、レジスタンスです。

 

この曲は、ドラマの主題歌、もともとバラードでしたが、ゲットワイルドのようなアレンジでアルバム仕様にする必要があるのでアップテンポになった等、TMファンでは有名なエピソードがあります。

 

たまの視点は少し違う視点でレジスタンスの魅力を書きたいと思います。

 

まずレジスタンスのTVでの演奏でもたくさんの発見がありました。

 

まずKISS Japanの先生のライブシステムが確認できたこと。PCモニターを左右に配置したシステムは当時ワクワクしました。

 

また、先生のキーボードプレイでのチョッパー弾き。

 

左でベース音、右でコードが基本中の基本ですがコードの方はかなり自由度が高いライブパフォーマンスをしていました。

 

ギターのリフやカッティングのような音色と演奏。シンセの金属系で早いアタックのかかった歯切れのいい音色はDX−7でないと難しいです。小室さんのイメージはJDー800の53番ピアノですが、たまは先生にDX-7のこの音色とチョッパー弾きで36周年でレジスタンスを弾いて欲しいです。

 

また、アルバムでのイントロのドラムは生ドラム、ライブでは先生がシーケンサーをスタートし、サンプラー(かな?)からスタートする音色も細かいですが好きでした。

 

イントロからAメロにいくところのドラムもTVではシンセの音色でやったりと、先生の演奏はかなりチェックしていました。

 

ライブでのコーラスはできたらデーターではなく、生でコーラスして欲しかったですが、当時はサンプラーからデーターを流しているようでした。しかし、データーで管理しているところが逆に魅力でした。データですが、レコーディングでは素晴らしいコーラスパートが仕上がっています。

 

あのキーボードシステムの後ろにある、PCモニターの下のラックがサンプラーが入っている等少ない情報から、何から音が鳴っているかまで調べるのが楽しかったです。

 

ライブ終了後にTV出演した時は、君のレジスタンスのところで声の低いサンプラーボイスデータを使って、君のレジスタンス♪と流したのが今でも思い出されます。

 

TVではアルバムとは違う音を先生が弾くのを楽しみにしていました。

 

このボイスは2段のDX-7の下の方がサンプラーと繋がっているようだと予測します。

 

木根さんはしくじり先生で30年エアギターでしたと言いつつ、ライブでは、クリーントーン系の音色で弾いてますよ。スタインバーガー使ってたかな?

 

打ち込み、シーケンスパターンで機械っぽいイメージも強いですが、生ドラム、ウツの声、そして中音域は重厚なコーラスを入れてますが、あくまでも音色のようなアプローチでコーラスパートが入っているところがレジスタンスの魅力です。ここが通常のエレクトリックバンドではない、TMの温かみです。ボトムの低音部はしっかりとした生ベースも入っていますが、隠し味にシンセのチョッパー系のベースのシーケンスが隠し味で入ってます。ここは大切なところかと思います。

 

冬のイメージの曲ですが、何か温かみのある楽曲。これがレジスタンスではないでしょうか?