TM NETWORKシリーズ17 This Night は小室さんのデモバージョンも魅力 ヒューマンシステム特集11最終回
いつも読んで頂きありがとうございます。
とうとうヒューマンシステム特集も今回で11回目、最終回となりました。
アルバムラストを飾るThis Nightです。
イントロからシンセファンは鷲掴みです。
なんのシンセなんでしょう?DXも入ってそうですが、アナログかな?感覚的にはローランドシンセD50な感じもします。あくまで予想ですが。音抜けがいいのでローランドかな^_^
イントロ部は10ccのアイムノットインラブの雰囲気も少しある。フワッとしている音色は影響を受けている感じがします。あくまでも感覚的にですが。。。
この曲は小室さんのデモテープが後のアルバムで収録されましたが、デモを聴いて完成版を聴くと魅力が倍増されます。
ピアノで弾き語りのデモとなると先生本人もお気に入りの曲ということになります。
いいのできたなあとデモテープが証明しています。
またロスのスタジオはシンセは現地の機材を含め、豊富にあったようですので、音数は結構入ってます。ここがTMですね。
ギターっぽい音色はキーボードかな。おそらくアカイS1000かTXシリーズにギターをサンプリングして弾いていると思います。
先生自身、ギターの音色で弾きたかったのだと思います。それだけこの曲は先生が好きな曲ができたという感じがします。
ベースの音もいい感じ。こういう裏メロライン的なベースが好きです。
ヒューマンシステムはクリスマスソングが2曲もはいっています。あまり言われないかもしれませんが、先生はロスにいるときは2段回でホームシックだったのでは?
しかしロスでレコーディングされてますが、ロンドンっぽい雰囲気です。
TMのバラードの中でも、かなりの上位にランクされる思いますが、残念なことに、ライブではあまりやってません。大ちゃんがライブでキーボードを担当した時は丁寧に弾いてますね。
できたら先生にDXで弾いてほしい。
ヒューマンシステムというアルバムはTMファンにとって中心となる位置にありますが、テクノロジーと人間性をうまく表せたアルバムとしては、最先端というイメージを持ちながらこういうアルバムを出すという多様性は、当時日本にインパクトは与えたと思います。
3人のチームワークも音に現れており、11月が来ると、発売日を思い出すというぐらい、このアルバムは今でも聞いています。
やはり曲を聞いているのですが、3名の人間性を聞いているのだと思います。
11回にわたりヒューマンシステムを特集しました。結局全曲解説っぽくなりましたが、私自身、ヒューマンシステムを振り返り楽しかったです。
できましたら前編読んでやってください。
e suite Labelの、たまでした。