働く上で思うことは、もっと働く環境を考えていくことが重要になってくると思います。
仕事は家庭と同じかそれ以上に自分に関わってくる空間。
本社等の洗練されているオフィスはさておき、働く空間は大変重要に思います。
そのことに気づかされたのはクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんの会社であるsamuraiのオフィスでした。
基本大きな北欧の机には全くものが置かれていません。
ご自分が使っているデスクもMacのみ。
置かないことが全てではないのですが、乱雑であると多くの仕事を生み出すことは難しいと思います。
実際今までも、仕事が出来るリーダーは机が綺麗です。基本何も置いていません。
当然例外はあります。
しかし何もないのが本当にいいのか?
基本的にはたくさんの仕事を抱えていくことが多い場合、仕事が全て積み上げていく場合に
いかに乱雑にならないかがポイントであり、一番大切なものは対象となる仕事が成功へと導くための整理ができないといいものは出来ないと考えます。
シンプルに考えることが出来るのは空間、環境を見ればある程度分かってきます。
いい仕事をする上で机の上はすでに勝ち負けが決まってくる場合もあります。独創的な発想はゼロベースでしっかり考えたものが多く、コンセプトにも非常に説得性が高いと思います。
しっかりものを考えるは様々な要域の仕事や物事で必要なことですが、頭の整理がついていないと当然いい発想は出ません、ましてや自分で形成した環境が整理できている事の方が良い考えは必ず出ます。
仕事に対してしっかり仕事をする場合、それは違うというのは簡単ですが、まずやってみれば頭が整理整頓され、やるべきことが明確に見えて、混在する空間では考えられないスピードで仕事ができると思います。
混在するスペースになると、目的意識が曖昧になり、集中できない環境となる。これは実践すると格段に違ってきます。思考のスピードが違います。
机に何もないのが何もしていないと考えることはないとは思いますが、逆に乱雑に置かれている場合は、完了した案件も置いたままになっている可能性もあります。複数の仕事を仕上げる等の能力を必要とする場合、いつまで経っても一つの物事が終わらない可能性があります。故にトータルの時間長くなり、見えないところで無駄なロスが出ています。しかし気づかないことが多です。
同じ時間で終わった場合でも、クオリティに差が出ることも多いと思います。
これは仕事能力だけではなく、考える姿勢にあります。しっかりした環境で考えたものは、その仕事にかける熱量も違います。
佐藤可士和さんはクリエイティブシンキングと呼んでいます。
私の尊敬する数少ない上司はシンプル&センスが大切とある会議で訓示があり、それ以降私にとって必要なセンテンスとなりました。
まずシンプルに考えるところが大切。そのためにはまず環境が大切です。
最後に。。。下の写真は私が運営しているe suite LabelのSOHOです。このブログもこのスペースです。
考えること自体を楽しくさせる空間は日々の生活も楽しくさせると思います。