TM NETWORKシリーズ55 TK NEW STUDIOレポート
いつも読んで頂きましてありがとうございます。
今回は新しい小室さんのスタジオ特集です。
白を基調したシンプルな約15畳のスタジオです。スタジオの象徴でだったミキサー卓はソフト化され推定約70インチ前後の大型モニターにDAWの画面と、ミキサーが映し出されています。
小室さんが座るメインデスクの上はマスターキーボードに、ヤマハ Montage 7 とディスプレイとなっています。今までメインキーボードはローランド ファントムGでしたが久々にメインがヤマハになりました。個人的にはMOTIF QUIT30 EDITION TETSUYA KOMUROモデルが浮かびましたが。。。
avex studio azabuのTK ROOM、ライブでも長く使用されていました。
新しいスタジオのメインキーボード。ソフトシンセのコントロールが中心ですが、毎週金曜日に配信されているチャンネルでは、こちらの音源を使ってプレイしています。
ソフトシンセを搭載しているのはMacですね。細かくは見えませんが、POWER MAC系でしょうか?
ディスプレイは予想になりますが、メーカーはLGです。大きさはウルトラワイドディスプレイの34インチタイプかと思います。先生はギター音源がお気に入りのようですね。結構ディスプレイにギターソフトがディスプレイに配置されています。それでもウルトラワイドの画面の為
シンセ系の音源も同時に表示できます。やはり先生は根底にはロックがありますね。
たくさんシンセがあるという今まででのスタジオに比べると、厳選されたシンセの構成となっています。ソフトシンセを大幅に導入していますが、やはりアナログ系のシンセは実機ではないとという感じです。
メインキーボードの後ろはシンプルな白い机があります。
KREVAとWeb対談した時にはMacBookを置いて出演していました。
机の左側はMOOG ONE 今 小室さんはこれが一番お気に入りだと思います。あのROUTE 246のイントロはこれだと思います。坂本龍一教授も使用されています。
外観はリズムレッドのツアーやソロライブ、V 2でお馴染みのメモリムーグを彷彿とさせるデザイン。音楽家の間ではかなり使用されている感があります。
坂本龍一教授は
電気だけど自然な楽器。雷は自然であり、まさに自然の音と評しています。
つまりシンセですが、アコースティックな感覚の魅力があるということでしょうか。
ピアノはマイクで拾うグランドやアップライトではなく、YAMAHAのCP88シリーズのデジタルピアノ。
結構割り切ってます。たしかアップライトはレイアウトしてないだけであると思います。
あとはお馴染みのVirusの白と、永きにわたり、超お気に入りで、限定モデルのindigo Red Back。この2台はソフトシンセでは再現できないシンセです。先生がかなりインスピレーションが出るシンセとして、使用されていると思います。ソロパートではよく登場します。
基本的にはスタジオに置いているセットは再起動ライブセットと共通しています。ほぼスタジオセットでの運用となっています。
今回のスタジオの本格稼働がTM NETWORKからというところが、TMファンにとっては嬉しい限りです。ここから新たな名曲が生まれてくると思うとワクワクします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。