割安株を見つけるためには?
まずは会社の資産に着目します。
そこで登場するのが
PBRです
PBRとは?
Price Book-Value Ratio?????
株価純資産倍率???
このBOOKは会社の帳簿
ものすごく簡単に言うと帳簿上の価値を言います
今回は割安株の探し方ですから
この帳簿上の価値がどれぐらい低く評価されているかを見ます。
一応計算式を書いておきます
- 株価➗1株純資産
- 時価総額➗純資産
この計算で何がわかるかというと
資産(お金、土地)に対して割安に評価されているかをみる。
株を見る時、企業は成長していく時は利益に注目していく。
しかし永遠に成長はしないです。ではもう株は上がらないのか?
ここが株取引の面白い所です
成熟し伸びなくなってくると利益だけではなく、持っている資産を見ていくことになる。
下記は2023年4/26のPBRの下位10社です。順位は189位タイでPBRもたまたまですが0.49です。
ではこれを買ったら本当に上がるのかですか?と言うことです。
そこで
過去のPBRの低い会社が現在どうなったか?実際に見てみます
下記の表は2022年12/16のPBRの低いベスト10です。
誰がどうみても超有名企業です。
こんなメガ企業が人気のない株として昨年の年末は登場しています。
日産自動車が、0.35倍、
ものすごく簡単に言うと1000円のものが350円の価値しかないと言うことです。
ではもうダメなのか?
ではなく!!
成熟し伸びなくなってくると利益だけではなく、持っている資産を見ていくことになると言う考えに合致します。
偶然かは別として、リスクがあるとしても
10社全て、4ヶ月後の株は10社とも高いと言う検証が出来ました。
では数社の4ヶ月をみてみましょう。
日本郵政 2022 12/16からなら投資したら成功です
日産自動車、長期保有なら安定。自動車業界はEV市場をチェックして乗り遅れてないかを見ることも大切。今回はホンダと比較も必要です。
ENEOSです。2022 12/16に買うか少し待てば下がっていますが、当時買ったとしたら上がるまで待てば行けています。これはFBRに基づいているので判断できますが、カンや感情で買っていたら数字が読めませんので焦ります。
ホンダです。残念ながら人気がないわけですから、落ちた所を買う。
2022 12/16から日産と同じような動きをしています。EVの方向性での材料もありますが、実際は2022 12/16より上がっています。中期的な見方になりますが、結果として保有すれば危ない株ではありません。
三井住友トラスト
この表から見えることは
PBR0.41倍、ワースト5までは、すぐに反応せず、少し様子を見た方が、儲かる可能性が高いと思われます。若干落ちていく傾向が見られます。
PBR0.5倍以上、6位からは、すぐの上昇傾向にあります。(あくまでも個人の見解です)
まとめ
いかがでしたでしょうか?基本的に挑戦できる株は多く潜んでいます。これを見るためには、分析をしっかり行い、リスクを減らすと言うことになります。
実際にはPBRは銘柄選定として有効です。
次回はさらに深掘りし、体勢をもっと整える指標を説明します。
今回はここまでです。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。