大きな損失にならない為すべきこと
自分のトレードルールをしっかり持つ
自分の都合(いきなり儲けたいだけを簡単に考える)で取引しない
感情でなんとなくスタート これは絶対だめです。
得意な相場だけで勝負する。条件に合わなければやらない決断。この決断力は大切です。
根拠のない取引は必ずトータルで見れば大損します。
利益が出ている人は全て勝っている訳ではありません。損失より利益が上回っているからです。
勝っている人は
①テクニカル分析(価格や値動きのサイクルに注目して分析をする)
②ファンダメンタル分析(各国の経済状況や金利に注目する)
この2つが出来ています。
戦略→実行→記録→反省、分析
常に繰り返しをしないといけません。
テクニカル分析とは
移動平均線
移動しながら価格の平均を結んだ線のこと。トレンドの向きや規模を分析するために使われます。ここでの平均というのは日々の終値で計算しています。
ボリンジャーバンド
移動平均線を中心として平均値と比較して上がりすぎ、下がりすぎを上下2本で表示してくれる線(インジゲーター)のことを言います。
基本パターン
バンド同士の感覚が狭い、バンドが平行に動く場合はレンジ相場で価格が推移している場合が多い。
レンジ相場=一定の値幅で価格が推移していることを言います。
②エクスパンション
上下のバンド幅が広がっていることを言います。トレンドが上昇する予兆はありますが、ファンダメンタルにより一時的な急変動もありますので、ここで安易に取引するのは危険です。
③バンドウオーク
ローソク足がバンドに沿って動く。トレンドが発生することが多い。
3つのパターンは順番で発生します。
MACD
中心線があり、上になっていれば価格が上昇、下になっていれば価格が下落というわかりやすいグラフです。よくオシレーターを言われているのがMACD(マックディー)です。
特色としては1週間から2週間程度の比較的短期の売買向きと言われています。
その中にある折れ線グラフはシグナル線(移動平均線)と言います。
MACDとシグナル線がクロスするところはゴールデンクロスと言われ、反応が遅い分ダマシが少ないことが多く、上昇トレンドになりやすい。
ダマシと書きましたが元々短期的な指標なので、ダウ理論等の他の分析と見比べる必要があります。
ダイバージェンスと言ってローソク足の動きとMACDの動きがアベコベになる現象があり、見た目ではトレンドは継続しているのに、実際は勢いが弱まっている。この場合はトレンド転換の予兆がきていると言います。
一目均衡表
将来の価格予測に優れた理論、ツールです。
長期足スイングトレードに向いている
移動平均線は安値を平均としたものですが、一目均衡表は高値と安値の中間で計算されています。
相場が活発な時間帯で取引する(FXの場合)
午前8時から午前9時
- ニュージーランドの市場やオーストラリア市場が開いている。
- ドル相場の延長で動きが活発。
- 9時に国内市場が動きます。国内の経済指標が発表されて相場が反応します。
- 週末に起きたことによっては相場が大きく動く。
午前10時から午後12時頃
- 国内市場が活発に動く
- 10時30分から影響力の強い中国の上海市場が開く
午後4時から午後6時
- 国内市場は終了
- 夕方ロンドン市場が開く
午後9時から午前0時
- アメリカの経済指標がこの時間帯に集中
- ドル、ユーロが活発になる
高レバレッジの取引をしない
ハイリスク ハイリターンですがFXが勝てない最大の理由は自分を見失い賭けに出ることです。ロスカットになればさらに冷静さを失う可能性もあります。
もし高レバレッジをかけるのであれば、資金の何%を取引するのかを決めておけばいいと思いますが、全額投資25レバレッジはすでに破滅したと思ってください。1回たまたま成功しても、それは成功事例でスキルになるのではありません。根拠に基づいた成功が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?まずトレードする前に、知識、スキルをしっかり自分のものにしてから取引をしないといけません。
一つの法則で分析するのではなく、理論を組み合わすことによって、精度が上がります。
また、チャートの動きのパターンを知っておく必要があります。ダブルボトム、ダブルトップ、三尊、ヘッドアンドショルダーなど、パターンがあります。これは別のブログで解説していますので、参考にしてください。
https://maiyuki-web.com/株式投資初心者チャートパターンを理解しましょ/
その間に投資に充てる金額と生活を回転させる金額をしっかり分けてリスク管理をおこない戦略を立てて臨むことが大切です。
あと、借金して投資は御法度ですので、余剰金で行うようにしましょう。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。