株式会社とは?
例えばレコードショップを開業するとします。
まいゆきレコードと名前も決めました。
しかし開業には、1,000万の資金が必要です。
500万は、まいゆき本人持っていました。
500万を銀行から借りようか?と考えた時、銀行は貸してくれませんでした。
そこで出資者を集めることにしました。
結果2名が賛同してくれて
Aさん 300万 300株 30%
Bさん 200万 200株 20%
Cさん 100万 100株 10%
まいゆき 400万 400株 40%
合計1,000株で 株式会社 ABCまいゆきレコードがスタートしました。
株式会社の意志決定はどのように決められるのか?
まず、店作りとして、
まいゆきは、洋楽60% 邦楽40%の比率で商品を置きたい
Bさん Cさんは洋楽50% 邦楽50%の比率で商品を置きたい
このように意見が対立しました。
株式会社の決定は株の比率によって行われます。
まいゆきは40%
Bさん Cさんは合わせて30%
AさんがJ POPのレコードの流行りから洋楽50% 邦楽50%の比率がいいとなり、
商品比率は洋楽50% 邦楽50%でスタートとなりました。
Aさんが40%で一番多く持っていても、株式会社の決定は株の比率ですので従わなければなりません。
レコードブームとSNSのマーケティング、SEOを使ったオウンドメディア戦略のおかげで売り上げが順調。
株を持つことのメリット
まいゆきは、Aさん Bさん Cさんに利益がでたら出資額の5%を出すことを約束していました。
Aさん 300万 300株 15万円
Bさん 200万 200株 10万円
Cさん 100万 100株 5万円
まいゆき 400万 400株 20万円
これを配当と言います
これが株を持っていることのメリットです
上場するメリット
店が順調に伸び、店を増えて、さらに会社を大きくしたいと思いました。
今までは個人で所有していた株を誰でも買えるようにすれば資金が一気に手に入ると考えました。
株を売る売場は何か?これをマーケットといい、証券市場と言います。
そこで厳しい審査があり、株を売り出しを始めることを上場と言います。
株式会社 ABCまいゆきレコードは上場を果たします。
株価はどのように決められるのか?会社にとってメリットは?
株価は、取引を担当する証券会社(幹事会社ともいう)が、ABCまいゆきレコードの業績を調査した上に決定します。
ABCまいゆきレコードの株価は1株 5万円となり1,000株が発行されました。
ここで ABCまいゆきレコードは 5,000万の資金を得ることができました。
つまり銀行で借金しなくても、資金を集められるということです。
株はなぜ上がり、下がるのか?
ABCまいゆきレコードの株を1株6万で売りたくても、買う人がいないと成立しません。
6万で買いたいとなると、将来性もいいし、業績もいい。持っておくと配当もある。と思えば株は上がります。当然応援したいわけです。儲かるので配当も高い。長期で持っておきたいと思います。
逆にコロナで業績が落ちてきたら、当然株は下がります。しかし、このような単純なもの以外には国全体や世界の情勢によって全体的に上昇、下落することもあります。
株式投資を始める。ポイントは長期投資
ここでは短期投資ではなく長期で見た投資です。
リスクはありますので、あまり大袈裟なものはカットします。
例えば42歳の方で年金まで23年あるとします。なんとか頑張って1,500万貯めました
500万はリスク回避として銀行へ置いておき、
1,000万をハイリスクハイリターンの商品ではなく、地道にリターンがある株式商品に投資します。地道で大体は2%から4%となっています。
仮に1,000万を3%で運用すれば23年後2,030万となります。うまくいけば、2,000万問題はある程度、解決しますね。サラリーマンの場合退職金もありますから、まず大丈夫ではないでしょうか。しかし手数料を多く取られていては難しくなります。
何がいいのかというと投資信託(NISA)です。
また42歳からも貯蓄はしていけますので、そこでも投資をしていけばより面白い結果になると思います。これを分散投資と言います。
もし銀行の場合で1,000万預けて年利0.2%で行くと、24年後が1,050万です。リスクはあるにせよ、将来大きく変わるかもしれません。
これが資産運用です。デイトレーダーだけが株取引ではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は本当に単純なものから説明をさせていただきました。
今からでも遅くありませんので、しっかり自分の総資産を考慮に入れて、考えてみてもいいと思います。当ブログは無茶な投資はおすすめしていません。
いくら勝負!!と言っても勝率の悪いものは書いていません。あくまでも個人の判断となりますが、これからは投資は一般的なものとして身近なものとなると思います。
今日はここまでです。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。