決算の時は株は予想と大きく反する動きをすることがあります。特に仕手株は好業績の発表後、ストップ安というケースもありますので、✖️の推奨銘柄を扱う場合は注意が必要です。できればそういった銘柄は避けるべきと思いますが初めのうちは、完全に損する場合が多いですので、100株単位でトレードすることをお勧めします。
決算について
決算は年4回発表されます。
上場会社は四半期終了後、45日以内に四半期報告書を提出することが法律で義務付けられています。
3月の決算であれば、5月中旬ごろに公表されることが多く、3ヶ月ごとに決算が発表されるということになります。
決算の内容を材料に短期的な利益を狙って売買することを決算プレイと言います。
ここで大切なことは、決算が良かったからといって株が上がる訳ではないということです。
決算の内容が良かったとしても、市場がその内容を上回る期待をしていた場合は材料出尽くしとなり株は上がりません。
逆に決算が良くなかったとしても、もっと悪いだろうと予測されていた場合は織り込み済みとして株価が反発する場合もあります。
インサイダーは違法で情報は掴めないということが一般的ですが、美しい国、日本ですのでそうではない場合も十分、十分、十分あります。そういった怪しい動きを見逃さないことが大切です。
大切なことは
- 収益性はどうなっているか
- 想定との乖離はどうなっているか
当初の業績予想に対して、上方修正されていれば、株価は上がりやすく、逆であれば下落します。強烈な仕手株はわかりません。
増収、増益だったとしても、重要なのは予想に比べてどうか?
株が上がるには、予想通り、できれば予想以上の決算であることが求められます。
予想を確認するだけではなく、実際の業績と予想を比べて、自分の頭で考えることが重要です。
実際に考える
例えば年間売上高40億を予想している企業があるとします。
第一四半期の売上が12億であれば、年間ペースで48億ですから、基本は買いです。
今の配当と見比べて、決算の内容がよければ、今後増配もありえると考える。
一般的に増配となれば、株価は上がりますから、買っておいて損はないと判断する。
まとめ
決算プレイは一筋縄ではいきませんが、日頃の情報分析が大切になってきますので、社会の動向や、同じセクターの銘柄の動き等をチェックしておかないと、再現性のあるトレードは難しいと思います。
初めのうちは、決算前後はあまり取引しない方がいいかもしれません。
大体✖️などには好決算で爆益や歴史的銘柄や天下一などとポストし価格を釣り上げた後売り逃げされる場合もありますので、注意が必要です。
実際のチャートでは以下のように、好決算の発表をするたびに落ちていく株があります。
直近なら日経が記録的に高値をつける中ずっと下がっています。業績が良くても、仕手株の場合はこのように大きく損をする場合がありますので注意が必要です。こういう株になんで下がるとかいっても始まりません。✖️で煽っている限り高値で売りつけて後は下がるのみです。対策は無視していい銘柄を探すことです。
基本銘柄は自分で決めるようにしていくと、事故は少なくなると思いますので、参考にしていただけるとありがたいです。