e suite Labelのブログ

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e suite Label の日常シリーズ 最新曲を配信しました

いつも読んで頂きましてありがとうございます。

 

10月13日に最新曲 GLADIAITER EDM MIX を配信しました。

 

今回の新曲は久々のダンスミュージックです。

 

この曲は元々はソフトシンセのグラディエーターを購入した時に音色からインスパイアされて簡単なデモを作成。今回はこのデータをもとに作成しました。タイトルは一時期WAVEにしていましたが、やはり元々のタイトルにしました。

 

ここは特に意味があるというわけでもなく、ロゴ的にもカッコイイイメージもあり、最終的に落ち着いた感じです。

 

最終段階のミックスで曲のバランス、雰囲気、空気感、楽曲の質感も変わってくる。

 

楽しいと言うよりパターンは無限にあるので、せっかく曲は完成しているのだが、かなり悩む。

 

繰り返し聞いていると、課題点が100%クリアされているミックスとなると、あまり面白くなかったりする。

 

結局10パターン作成して、4つ目に仕上げたトラックを配信した。

 

新曲をスタジオのモニターや55インチ有機ELTV、i phone で再生して様々な音のバランスを試して選んだが、最終的にはボーカルのボリュームを少し抑えたMIXを選んだ。

 

ボーカル曲なのだが、ボーカルを強調しすぎると、バランスはいいのかもしれないが、もともとクラブDJが回していただけるようなイメージで制作したので、やはりシンセサイザー系の音は強調した方がいいと判断した。

 

MIXは1日目は8時間やって、夕食を食べ、ビールを飲んで少しリラックスした状況で、MIXを再生した。正直どれがいいかわからなかった。しかし感覚的にバージョン4が一番いいと判断していたが、もう一回やり直そうと2日目に3MIX作った。

 

MIXだけで約15時間はかけたが最終的には質感、バランスも大切ですが、音自体の聞きやすさを重視しました。

 

少しサビも後半のボーカルが小さいのですが、ささやくようなボコーダーボイスの方が、シンセサイザーの音に溶け込んで聴きやすく、最終的にヴォーカルボリュームを控えめにしました。50回ぐらいボーカルのボリュームを大きくしたバージョンを聴き比べしましたが、ここはやはりシンセやキーボードの質感を疎かにすると曲のgroove感がうまく出ていかない、配信バージョンはMIX4に決定、配信しました。

 

私はi MACでミックスしているのですがクリエイティブな作業はやはりこの機種です。最終判断もMACでないと出来ないぐらいサポートしてくれていると思います。

 

完成した時には当然嬉しいのですが、かなり時間をかけて完成となると、達成感はありますが、やっと完成したか・・・という感覚。しかしいいものが出来たと感じています。

 

出来ましたら聞いてやってください。

 

e suite Labelの最新曲 GLADIAITER EDM MIXのご紹介でした。

 

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