e suite Labelのブログ

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ピンクフロイド名盤特集❶ アルバム狂気を語ります

いつも読んでいただきましてありがとうございます。

 

今回はピンクフロイドの名盤、歴史的名盤と言っても過言ではない、アルバム、狂気について語っていきたいと思います。

 

当ブログはTM NETWORKYMOをテーマとするものが中心の中なぜ、いきなりピンクフロイドなのかと思われると思いますが、TMの小室さんはかなりプログレに影響を受けており、国内メジャーシーンの中でもプログレをテーマに置いた作品が多数見受けられ、プログレの特集を組むことに至りました。またプログレを知る上でピンクフロイドは外せないところです。

 

プログレはイメージ的に曲が長い、テクニカルなプレイ面が印象深く、なかなか入りにくいイメージが強いですが、ピンクフロイドは比較的聞きやすいと思います。JPOP中心に聞いているリスナーなら個人的にはイエスよりピンクフロイドが聴きやすいのではないでしょうか?

 

このアルバムは今から約50年前に製作されており、全世界で5000万枚以上売れています。作風は狂気というような題名で狂気に満ちた演奏が。。。と思われがちですが、全くそんなことはなく、メロディアスな曲と丁寧なアレンジで全編捨て曲なく聴けます。

プログレの特色の一つであるテクニカルプレイというよりはしっかり構成にこだわった聴きやすいソロが多いです。長いソロも特にありません。歌詞は狂気なものもテーマに入っていますが、サウンドは暗いというイメージではなくトータル約42分はサラッと聴けます。

 

今の音楽の聴き方はサブスクにも見られるように1曲単位が基本にありますが、このアルバムはアルバム全体を通して聴いて楽しむという形です。コンセプトを狂気に置き、10曲はほぼ途切れることなく展開されます。今の音楽の主流の聴き方ではなくじっくり聴き込むには最適かもしれません。時代が進み新しいサウンドとはほど遠いですが、この雰囲気を今の時代で再現すると言っても出来ないサウンドの質感を持っています。それが音楽の面白いところではないでしょうか?

 

レコーディングスタジオはビートルズでおなじみのアビーロードスタジオ。このスタジオは名門中の名門でポールマッカートニーは第二スタジオをそのまま自宅に再現しているぐらい、サウンド面でも楽しめるアルバムです。

 

ピンクフロイドはスタジオROOM5でマスタリングされています。のちにレディオヘッドのアルバムも製作されています。

 

データーで聴く方も多いとは思いますが、このアルバムはレコード聴くと最高だと思います。

特にオリジナル版なら尚更ですね。

 

これからプログレを聴く方にもいいアルバムだと思いますので、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。