e suite Labelのブログ

TM NETWORK YMO シンセサイザー関連を中心とした音楽ブログ e suite Labelの日常も書いていきます

アンビエントブランド medicine instruments配信スタート 

現在、少しずつレコーディングを再開している。

 

現時点で私の興味はアンビエントミュージックに移行している。

 

製作は意外にも順調で、レコーディングソフトであるLogic Pro Xにはモチーフを次々インプットしていっている。

 

これは、現在の心身もそうだが、チルアウトを求めているのかもしれない。

 

しっかり仕切り直して製作する上で、アンビエントのブランドを作ろうと考えた。

       ブランド名は

 M I

 medicine instruments(メディスン インストルメンツ)

    by e suite Label

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位置付けとしてはブランド的な感覚です。

主にチルアウトを目的とした楽曲製作を中心とします。

それに伴い、このブランド用のe suite Label のデザインを作成しました。

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本日(1月27日)はmedicine instruments #1 の編集をやっていたのだが、今感じているとはインプットとアウトプットのバランスだ。

 

当然ながらアンビエントとは独自のものとは違う。もともとブライアンイーノが提唱したアンビエントシリーズ等、その前には家具の音楽等のスティーライヒ、エリックサティと歴史的にも非常に長い。

 

一見インプットしていない感じがするアンビエントだが、曲として派手に流通されるわけではないのに、知られている曲が存在する。

 

アウトプットが少ないように見えるが、ある一定のクリエイターや必要としている市場もゼロではない。

 

つまり世界中にある一定数の共感する精神があるということ。

 

1月29日はもう一曲の M I  medicine instruments #2 をレコーディングした。

 

MacBook AirYAMAHA S80を繋ぎレコーディングした。ピアノ音源はソフトシンセのpiano V2を使用した。いつも思うが、レコーディングも最小のミニマムで行えば、必要な機材はキーボードは必要だが、あとはPCだけで極論できる。

 

いわば作家のような執筆のような作り方もできる。

 

キーボードなしでPCだけで作ることも可能で、#3の楽曲はそういったアプローチをしている。

まさに作家がPCで執筆しているのに対して、音楽も可能となってきた。しかしこれは、脳にある音楽情報を具現化する必要性があるため、私の場合にはテクノロジー的な音楽となってしまう。楽器を使わず、MacBook AirとLOGIC PRO Xだけの音楽は初めてだが、楽器では思いつかない構成や音響ができる。面白いのだが、手間と根気が必要でなかなか進まない。

 

また、エレクトリックピアノ系の音色ではリアルタイムで弾くようにしている。これはある意味執筆で例えると、手書き原稿のような感覚だ。

 

ワンフレイズを弾いてそれを繰り返すいわゆるループはなるべく避けている。

 

意外とそういう作品は長く聴くことができない。

 

理由としては、しっかりストーリ立てて構築することがテーマになっているからだ。

 

今回は#1にあたるmusic for asleep を配信します。

soundcloud.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#2 持続音、整理

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坂本龍一シリーズ❺ Bー2UNITを考える2

いつも読んでいただきましてありがとうございます。

 

Bー2UNITを考える2お楽しみください。

 

5 Iconic Stroage

 

YMO テクノドンの収録曲ですと言われても通用するぐらい曲のクオリティは先に進んでいます。

 

ピアノで作曲をしたのかは不明ですが、ピアノバージョンは素晴らしそうです。それだけしっかり構成アレンジができています。

 

シーケンスもループではありませんので、しっかり音階アレンジで変化をつけています。

 

タイトルはどう訳すのでしょうか?曲のイメージからすると心象的な映像の貯蔵という感じでしょうか?

 

心理学的な感じはフランジャーのかかった、重低音のシンセが物語っています。

 

 

6   Riot in Lagos

 

この曲は初めて聞いた時から好きです。

 

人がいいと感じるリズムのグルーヴ。

 

意外にも、それがプリミティブなパターンをテクノでやるという、このギャップが魅力的なのではないでしょうか?

 

民族的な感じもしますし、ワールドミュージックでもない不思議な曲。

 

国境を遥か越えた楽曲だと思います。

 

海外でもファンが多く、ヒップホップのアーティストまで影響を及ぼすなど、世界の五感に浸透した代表曲の一つと思います。

 

7   Not the 6 o'clock news

 

過去はあまり聴いていませんでしたが、今となっては聴けます。asyncを聴いたあとだからでしょうか?

 

コラージュというかミュージックコンクレートの括りになるかは聞き方次第です。

 

サンプラーもない、DAWはない、そんな環境の中、こういった曲を作ることは、改めて音楽は機材ではないことがよくわかります。

 

音楽的視点と、アイデアが大切なことがわかる曲だと思います。

 

これを聞くと曲が作りたくなり、思わず、プロフェットV3で音色をつくってしまいました。

 

8   The end of europe

 

テクノの音色を使いながら、実際はクラシカルな音楽にもなり得る曲です。

 

タイトルからも終息感があります。

個人的な見解ですがこの雰囲気でE-3Aかと思ってました。

 

フランジャーのかかった主メロをしっかり追っていくと、ノイズ的に聞こえる楽曲がガラリと違うイメージを映し出します。これはしっかりアレンジメントされた楽曲であることが条件です。

 

ノイズ的なギターはかなりカッコいいです。

 

教授はギターはノイジーな世界が好みだと思います。のちにアートリンゼイを起用されていることでも分かります。

 

以上でB-2UNITの特集は終わりです。これからも名盤であり続けると思います。

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

坂本龍一シリーズ❹ Bー2UNITを考える1

いつも読んでいただきましてありがとうございます。

前回asyncを聴いたあと、Bー2UNITが聞きたくなり、最初から最後まで一気に聴きました。

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正直言って、async というある意味難解なアルバムを楽しんだあとなのか、あの難解にみえたBー2UNIT が非常に聞きやすく、今となってやはり名作だと思いました。

 

今回はBー2UNITをレポートします。

 

1 Differensia

初めて聞いた時は何のことかわかりませんでした。ドラムソロだと思っていましたが。。。

 

よく聴くとシンセが絡んでいる。

 

このDifferensiaという差異というタイトル。

 

教授は当時から相反するサウンドを作っていたのだと思います。

 

サウンドの質感は今でも出せないぐらいインダストリアルなサウンド

 

当時はDAWも全くない状況でこのサウンドデザインは画期的と思います。編集で貼り付けなどできない時代ですから。

asyncでいうところのZUREに通じる面があります。

 

2 Thatness and Thereness

シンプルなシンセから始まりますがオケだけでも素晴らしく美しい曲です。

 

さすがにこのコード感は教授しか出せません。ピアノの場面でよくわかります。アカデミックでクラシカルな雰囲気を作り出すアレンジは素晴らしいです。

 

パースペクティブといいこの曲といい、教授のある意味、内障的というか、ささやくようなメロラインに、アカデミックな教授サウンドが絡み、テクノでもなくPOPでもない教授の世界は

やはり鬼才というべきでしょう。

 

ライブのピアノの弾き語りバージョンはヤバいです。

 

3   Participation  Mystique 

 

この時はまだBGMは作られていない。

 

教授が先にYMO の方向を示したのではないか?と感じる曲です。

 

音圧のあるシンセが最高です。あとパルス波の音色がありますが、今でもこの音色は唯一無二です。

 

メロライン重視の聴き方ではなく、音響や音色と風景にこだわって聴くと凄さが見えてきます。

 

4 E-3A

 

偵察機の型番がタイトルのこの曲。トップガンの芸大版とでもいうべきでしょうか?

 

ダブを使いながら、アレンジもすごく良いです。

 

SEやノイズもしっかり計算されていると思います。

 

この曲を出したときはこういう音楽も市場もないわけですから、どれだけ時代の先を言っていたかということになりますが、やはりそこには、しっかりとした教養があるからこなせると考えています。

 

今回はここまでです。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坂本龍一シリーズ❸ アルバム asyncレポート3

いつも読んで頂きありがとうございます。

 

今回はasync特集❸最終回です。

それでは前回に引き続き収録曲をレポートします。

 

8.  full moon 

 

バーチャルサントラのイメージ。ブロックチェーンメタバースを先取りしたのだろうか?

バックで鳴っているピアノのコードは教授ならではの存在感。

非同期でコラージュされた音の素材、イメージ的には複数のモニターが設置され、音楽として集結させた感じだろうか?ある意味コンピューティングに聴くのもいいのではないでしょうか。

初めのSEのような音はシンセなのか、ある物体を触れて鳴らしているのかは不明。あえて言うとシンセではないのではないか?楽器を使わなくても音楽が成立するという提示かもしれない。

 

9.  async

 

同期しないというタイトル通り、同期しない魅力を提示しています。音響彫刻とでも言うべき作品。非同期ながら工場の音に聞こえたり、YMO BGMの来るべきものを思い起こす感じもあります。非同期といえば、アートリンゼイのノイズギターを聴きたかった。

 

10.  tri

 

async同様非同期の楽曲。アンビエントな楽曲。そんな印象を受けます。響きそのものが音楽という教授からの問いかけのように感じます。チルアウトの感じを受けますが、最後にシーケンスっぽいフレイズになる。一筋縄でいかない曲です。

 

11.   Life.Life

 

SE ノイズ ボイス ピアノが合わさり、素晴らしい響きとなっています。ブレンドされたトータルのコード感は美しい。残響までも音楽として成立しています。一見映画のサントラのようですが、奥深いアレンジをよく聴くと圧倒される音像になっています。

ピアノがさりげなく入っていますが、かなり聞き応えありです。

 

12.   honji

日本的ですが、伝統的な楽器をレコーディングしても、教授の曲と分かります。

イントロのSEやノイズからすでに素晴らしい。教授はワクワクしながこの曲を作ったのではないかと思わせる。あっという間に曲が終わる、退屈さがなく、ずっと流しておきたいです。

 

13.   ff

アルバムのエンディング前奏。全体的にはアンビエント色が強い。メロラインもない状況かと思いきや何回も真剣聞いてみると、しっかり展開がある。単なる持続音の作品では決してありません。正直10回聞いても初めはわかりませんでしたが、同期していない音はアドリブではなくしっかり同期せず調和しています。

 

14.  garden

アルバムのエンディングの後奏。(テクノデリックみたいですが)題名からすると、ジャケットのイメージなのでしょうか?シンセの音で構成されていますが、ノイズも数多く入ってます。トータルでミックスされた音はまさに教授にとって音楽。しっかり高音から低音まで考え抜かれている感じがします。

 

以上でレポートは終わりですが、何回も聞いていくと新しい発見がある名作です。

 

3回に渡り読んでいただきましてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坂本龍一シリーズ❷ アルバム asyncレポート2

いつも読んで頂きましてありがとうございます。

 

今回は教授のアルバムasyncの中身に迫ります。

 

1 andata 

教授らしい優しいピアノからスタート。映画音楽のオープニングのようですが、後からパイプオルガン系の音色に変化し、そこにSEやノイズが入っていく。バロックにも聞こえるが、重なった音はレスリースピーカーを通したようにも聞こえ、非常にカッコイイです。

 

2 disinteglation

勝手な思い込みですが、B-2UNITのディファレンシアを思い出しました。ピアノの内部を使っていると思われる響きとノイズが非常に音楽的で覚醒される感じがします。ドラムのようにも聞こえ、メロラインにも聞こえる、ミックスもいいです。最初に聞いた時は何?これ?と思いましたが、聞けば聴くほどこの音世界が好きになります。

 

3   solari

主旋律とその上を奏でるウラメロ的アレンジが楽しめる1曲。シンセはプロフェットでしょう。

 

4.  ZURE

初めの響くブラスはプロフェット5ですね。

最後まで聴いて、思ったことは、再生YMOのテクノドンでのノスタルジアが頭に浮かびました。

音響のズレを感じながら、被災したピアノをミックスし、楽曲として成立させている。

サンプリングセンスはさすがなところ。ミュージックコンクレートとアートと音楽のギリギリの線をついてきています。

 

5.  walker

この曲をいかに解釈して聴くかはかなり個人的な判断になるとおもいます。一見暗く、不穏な感じと思いますが、何回も聴くと、足音のサンプリングで教授が歩き、感じることの日記のようにも感じられます。教授の思考するエネルギーのようにも感じさせ、テクノデリックの精神で聴くとpopに聴こてる、魅力の曲です。indistination もいいし、ずっと聴いていたい感覚です。

 

6.   stakra

教授曰く、80年代っぽいと表現するこの曲。混沌としたイメージが感じさせられます。

個人的にはピアノバージョンも聞いてみたいですが、村上龍の小説も合うかもしれません。

往復書簡を教授と村上氏で送っていた頃を思い出します。

マニアックな視点ですが、プロフェット5とプロフェット6の共演ということで、シンセが好きな方はこの聴き方もいいと思います。

 

7.   ubi

これぞ教授というピアノフレイズがゆっくり奏でられる。一定でなない高音の音色はなんだろうかと考えてみた。憶測にすぎないが、asyncの同期しないということなのか?

やはりエレクトリックサウンドの表現として使ったのか?単なる好みなのか?

最後にSEが流れるところを見るとやはりasyncのコンセプトなのだと思う。非同期でも美しい音楽は変わらないと表現したかったのだと思います。

 

今回はここまでです。次回は8曲目から迫っていこうと思います。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坂本龍一シリーズ❶ アルバム asyncレポート1 

いつも読んで頂きましてありがとうございます。

 

今回は教授のアルバムasyncをレポートします。

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async=同期しないと名を打ったこのアルバム。好きすぎて誰にも聞かしたくないとコメントしたこのアルバム。天才鬼才の教授の渾身作。

 

ある程度リスナーもいかに聞いていくかをしっかりしていないと難しいアルバムと思います。

 

別にアカデミックに聴くとかそういうものではなく、音環境をいかに楽しむかにかかっていると思います。

 

私自身も初め聞いた時は、正直よくわかりませんでした。しっかり聞き込んでいるのは最近になってからです。

 

理解できたからスゴいのではなく、聴く時の心理的な状況も大切と思います。私は今音楽に静けさを求めているので、やっと今、聞けるようになったのだと思います。

 

私の勝手な考えですが、このasyncは教授のアコースティックアルバムであると思います。

 

電子音楽といえばそうですが、機材的には比較的原点回帰の機材が多い。

 

プロフェット系は新旧揃っていますがデジタル系のシンセはあまり使用されていないかもしれません。

 

あるコメントで、冨田勲さんが、雷は電気が自然に発生するものであるので、アナログシンセはある意味でアコースティック的な楽器と述べたことに対して、教授も共感しています。

 

ブライアンイーノに通じるアンビエントとは違うのはこの精神ではないかと思います。

 

設置音楽と名をうつこのアルバムですが、聞いても聞かなくてもいいといった家具の音楽とも違う。しっかり音の響き、内容をしっかり聴きこなないと魅力は出てきません。相当の音に対しての教授です。音楽として成立する音楽として聴くと魅力が浮き出てきます。

 

全体を通し音の響きは素晴らしく、バロックを感じさせる雰囲気も持っていますが、決して古いイメージではなく、教授の最先端の音と思います。

 

教授はアルヴァノトとのコラボレーションで、電子音楽とピアノの作品をリリースしていますが、ノトは音楽制作を建築のようにとらえてサウンドデザインを行なっています。

asyncはノトとの、コラボレーションの礎はありますし、設置音楽と言っていますが、教授はあくまでも音楽家として響きも音楽としてとらえています。

 

つまりasync を楽しむ為には、ノイズ系も音楽、ハーモニーの一部と捉えて聞くと、素晴らしいアルバムであることがわかります。

 

このレポートを書きながら2回聴きました。やはり聞けば聞くほど名作です。

 

次回は曲を取り上げていきます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2曲目はリズミック

6曲目80年代っぽい

 

ブライアンイーノのアンビエントアルバム NEROLI

今、ブライアンイーノのアンビエントアルバムである NEROLIを聞きながらブログを書いています。

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私は現在丸2日寝ていない状況。残念なことに睡眠障害も症状の中に入っている。

リラックスも兼ねて当時高い評価を得たアルバムを聞いています。

 

このアルバムはリズムもない、単音のシンセの音色に深いエフェクトがかかった断片的なメロディーがゆっくり流れるシンプルなものでアンサンブルもない。

 

おそらくシンセサイザーはDX-7だと思います。

音色製作は難しい機器とされていますが、アナログやPCM、サンプリング系では出せないアタック感もあり、柔らかさもある音色を作っています。

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           DX-7をプレイするブライアンイーノ

 

しかも約58分の曲数はなんと1曲。さすがに眠れるだろうと思ったが今の時点で46分に到達しているが、心地よく聞きながら眠れず、聞きながらこれを書いている。

 

普通シンセの単音のメロディーのみで58分は聞くのは難しい。

 

絶対に飽きるが全くそんなこともなくワクワクして聞いてしまっている。

 

シンセの音色や残響音の広がりやノンクリックのメロディー、サビがあるわけでもなく淡々と時間軸が流れるが飽きさせないこのアルバム。

 

コード進行もない。

 

シンセの音色はアルバムを通してほぼ1種類のみ。

 

ここで一旦睡眠をとりました。

 

最終的には3回目の再生になる。それだけ引き込まれる。こうして考えながら文章を書くということにも向いている。

 

これは長きに渡ってアンビエントを追求し、究極にシンプルな構成でも作品に出来る、言わば 妙 の技や音像の構築を最小限にトラックを切り詰めた状態で表現出来る職人芸がなせる作品だと思います。

 

ネロリは香りを表現したものとなっており、感覚に対する音楽をリスナー側に問いかけていると言うかリスナーが感覚になりに相互反応して楽曲が完成するイメージです。

 

なんでこんなに何回も聞けるのか?

 

アルバム全体の世界観が強く、今の自分の状況や感情、感覚がピッタリハマっているのだと思います。

あとポイントとなるのは、曲に構成をあまり持たせないイメージを持ちます。

意外と均整が取れすぎると、逆に50分以上は聞けないと思います。

音の偶発性はアンビエントに於いては必要で、予定調和のない状況で曲が持続していくというのは聞きどころとなります。

曲自体がフローティングしていかないと作品になりませんのでなかなか製作が難しいジャンルと言えます。

 

このブライアンイーノのアンビエントアルバム NEROLI 名盤です。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。