ブライアンイーノを聴きながら執筆再開
今、ブライアンイーノのアンビエント1 ミュージック・フォー・エアポーツを聞きながら執筆しています。
言わずと知れたアンビエントの世界的名盤です。
私は、現時点では体調を崩しており、執筆は2021年の3月29日以来となります。
パソコンのキーボードを打つのも3月から久々となります。やっと文字が打てるまで回復しました。
音楽もやっと音として聞こえてくるようになりました。しかしまだボーカル関係のものは興味が回復していません。e suite Labelで制作した曲も聞き直すのもつらい状況です。
そんな時に以前YMO時代の細野さんがアルバムレコーディングで精神的に厳しい状況の中、自宅ではブライアンイーノのアンビエントシリーズを一日中流しっぱなしにしていたというエピソードを思い出しました。
以前にミュージックフォーエアポーツは何度も聞こうと思い挑戦しましたがアルバムを通して聴いたことはありませんでした。
今回執筆前に聴いてみました。結果としてすばらしい作品であることを実感しました。
正直、療養中の今聞くと非常に興味深く聞くことが出来ます。
癒されるという表現よりも自然に音楽が入ってくる感じで、健康体の時はわからない感覚です。
空港という空間で漂う環境音楽がテーマのアルバム。
そこに音が無い様であり、ある様でない音響空間をデザインした本作は今の心境では革新的にさえ感じられます。
細野晴臣さんはブライアン・イーノに影響されたと思われる曲としては
アルバム SFX 7曲目 DARK SIDE OF THE STERが挙げられます。
アナログシンセ的なストリングスとピアノの美しい曲です。
アンビエントは特に音楽チャートに流れてくるわけでもないので、大衆的になることはほぼないと思います。
しかし、世界規模でみると広がっているジャンルです。
その地域に少人数ではありますが、アンビエントを聴く人が世界中にいるということです。
私の場合、体調を崩して、興味が出ましたが、特にヒーリングだけで聴く音楽ではないことは強調しておきます。
サティの家具の音楽がアンビエントの始まりと言われていますが、アンビエントという言葉で提唱したのはブライアンイーノでした。
サティの音楽を聴くと、坂本龍一教授も影響されている感じがします。家具の音楽のピアノバージョンはどことなく戦メリの初めのイントロダクションに雰囲気が出ている感じです。
ミュージック・フォー・エアポーツのような音楽を逆に製作するとなると、いきなりできるとは思えません。展開がないと言っても、全く無視するわけにもいかず、製作するにはやはり、基本の曲はしっかり製作できないと難しいと思います。
本日はここまでです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。