TM NETWORKシリーズ6 ヒューマンシステム発売前夜
今回はTM NETWORK のアルバム、ヒューマンシステム特集です。
秋にKISS YOU がリリースされ、11月にヒューマンシステムが出る状況の中、少ない情報、また小さなコミュニティを駆使して、アルバムの情報を集めていました。
KISS YOUのシングルバージョンのイントロの無線ボイスのようなリリックにヒューマンシステムとレコーディングしていますので戦略も伺えますが、当時はカッコイイの一言^_^
ワクワクの毎日でした。
9月から10月にかけて、TM特集がTVで組まれていて、デビューからKISS YOUまでのライブとプロモーションを織り交ぜた、内容で即録画。
勉強は何回も繰り返して覚えないといけませんが、勉強はTM中心(^_^;)。このTV特集はどれだけ繰り返し見たかわからないぐらい。
冒頭の武道館ライブのゲットワイルドのイントロとサンプリングボイスのオープニングは完全にやられました。30台【公表ではそうなってますがバックヤードの音源達含めてでしょう】のキーボードタワーも夢のようでした。
そんな中に発売前の段階でアルバムタイトル曲であるヒューマンシステムが特集から流れてきました。サビからスタートのPVでした。
うおー>>>というよりじわじわくる感じ。
曲調もバラードでもなく、ミドルテンポで日本っぽくない雰囲気。
サビからのDX系デジタルピアノのキーボードリフがコンピューターやシーケンスシステムから出ているところを想像するから、新しいアルバムの期待が高くなる。
PVからは複数のDX7とシーケンサー、リズムマシーンの中に寝転んで何かを食べる小室さん。
普通ボーカルが、メインでPVを流すと思いますが、
キーボーディストがメインでPVを流すのは、クリエイティブなプロモーションとしては斬新だったと思います。
今聞くとサビのリフは打ち込みというよりは小室さんの手弾きのグルーブだと思います。
リアルタイムでシーケンサーに入れていると思います。ジャストではない小室さんの手癖がまさにTMサウンド。打ち込みバリバリのデジタルサウンドだけではないことが魅力だと思います。
音楽に無限の可能性をみたヒューマンシステム発売前夜。
次回はヒューマンシステムをさらに分析します。